※『異次元の狙撃手』のネタバレを含みます。
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今日は映画に出てきたのとは別の狙撃について。
これ。
49巻で、赤井さんが700ヤードは離れた場所からジンの手にある盗聴器を撃ちぬいた、あの狙撃。
で、いきなり脱線。
700ヤードって、次元パパの『ターゲットは555M』(TVシリーズPart2 148話)に対抗(?)したんでしょうかね。
次元パパが使ったのは、レミントンM700という狙撃銃。
警察や軍、狩猟用など様々な用途に使われる銃で、様々なモデルがあるらしい。
次元パパが使ったものは細かいところまでは特定できませんが、ザ・ライフル(高木刑事っぽく)って感じの形ですね。
特にCheyTac M200みたいな、大きくて直線的なのを見たあとだとそう思います。
49巻のかっこいい赤井さんの話に戻ります。
700ヤード=約640mなんですが、
あの時のライフルは『L96A1』という情報があったので、これも調べてみました。
(1)口径
7.62㎜。『異次元の狙撃手』に出てきたのと同じ口径だ・・・
(2)使用弾薬
7.62×51mmNATO弾。Mk-11とも共通です。
ちなみにL96A1はイギリスのアキュラシー・インターナショナルという会社のもの。
(3)全長
1158㎜。赤井さんは立ったまま構えて撃ってました。結構長い気がするけど。
(4)重量
6550g。伏せ撃ちしなくてOKなサイズなんでしょうね。
(5)有効射程
800m・・・7.62㎜弾使用時
1500m・・・.338ラプアマグナム弾使用時
.338ラプアマグナム弾は、軍用の長距離狙撃用に開発された弾薬。
スナイパーライフルとあの狙撃(1)の時に調べた.408チェイタック弾よりは小さく、有効射程も短くなるが、世界最高狙撃記録を樹立し、命中精度が高いらしい。
また話がずれました。
赤井さんの狙撃対象はこれ。
赤井さんは700ヤード先のジンの指先にある1㎝あるかないかの盗聴器を撃ち抜きます。
数ミリずれただけでジンの指を傷つけてしまい、盗聴器を破壊する事も出来ないわけだから、ものすごい精度。
軍隊での狙撃や、『異次元の狙撃手』に出てきた「脳幹を狙う」(あの場合は近距離の場合でしたが)場合は、数ミリならずれてもわりとOKなんじゃないでしょうか?素人考えだけど。
赤井さんはそれ以上の事を余裕でやってのけるシルバーブレットな訳です。
やっぱりすごい!
で、それに非常に近いことを『異次元の狙撃手』のなかでやっていたのが昴さん。
有効射程のずっと長いCheyTac M200を使い、1㎞以上先からほんの数㎝のターゲットを狙った・・・ことに関しては改めて考察(=昴さんかっこいい!と言ったり書いたりすること)します。
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スナイパーライフルとあの狙撃(3)
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